みくにだより

№683~平成30年7月1日発行

「ひとりで、お泊まり出来たよ!」

園長 細井 典子

 年長児は梅雨前のひととき、県立手賀の丘少年自然の家へ宿泊保育に行ってきました。目的は自然の中で様々な経験をする『衣食住』。他の人を頼らず自分の力で生活すること。

 年長になり園内では『出来る』ことが増えてきたお兄さんお姉さん。『出来ないこと』に向かって園外へ出て挑戦してきます。 手賀の丘へは大型バスで出発です。徒歩通園の皆さんはバスに乗るのは久しぶり「いちご狩り」以来かな?手賀沼沿いにある施設に到着すると「わあ!」と歓声があがりました。広い森の中にアスレチックがあり、つり橋を渡って皆どんどん奥へ走っていきます。あまりアスレチックをしたことがない、けんた君は、最初の網で「どうしよう。どこを持つの?右手は?足は?」と動きが止まっています。先生が「がんばって!」と言ってくれるのですが、「あっ!靴が!」網に引っ掛かり足が抜けなくなってしまいました。「足が痛いよう…」すると近くにいたゆうすけ君が「こうするんだよ」と下から足を持ち上げてくれました。「なんだ。そうか。簡単だね。」簡単、簡単!けんた君は今度は急にこのアスレチックが好きになってしまいました。「えっ!またやるの?」皆は先にどんどん進んでいるのに、けんた君とゆうすけ君だけもう5回目です。「いいよ、いいよ。何回でもやろうね」回を増すたびに二人は動きが早くなり笑顔も増えて叫んでいました。「楽しいね!」「このアスレチック、ぼくだーいすき!」自然体験、ばっちりできたようですね。アスレチックの前には衣食住の『衣』。自分の荷物を整理すること。リュックの中から歯ブラシを出したりします。お風呂に入る時には洗濯袋の中に着ていた服を入れてタオルやパジャマの準備も一人でしました。

『食』。大食堂で他の団体中学生の方と一緒にいただきました。自分のおかずにソースをかけたり、朝ごはん納豆にするかふりかけにするか自分で決めたり、おかわりをしたりしましたね。白い帽子のコックのおじさんがおかわり担当です。初めは恥ずかしくて言えなかったさえちゃんですが、少しずつ慣れてきてお茶碗を持って立ち上がりました。そしてコックさんのところへ行って「ご飯のおかわりをください」と言って嬉しそうに戻ってきました。勇気を出して言ってみたら『出来ない』が『出来る』に変わりました。

『住』二日目の朝、前日手賀の丘の職員の方から受けたシーツのたたみ方のDVDの説明を思い出して、4人でシーツをたたみました。友だちとの共同作業。長すぎるシーツと、言うことをきかない友だちの手!「ちがうよ!まいちゃんが、こっちにきてよ!」リーダーのゆう君が命令口調で支持しますが、なかなかDVDのようにはいかなかったようです。家ではシーツ、たたんだことありますか?シーツをたたむことは『出来る』にはならなかったかな?今度家でやってみてください。

 二日間の日程を終えてバスで幼稚園へ帰ってきたときは皆、くたくたでした。でも二日間やり切ったという「自信」もつきました。大変だったね。大変だったけれど、すごいよ!ひとりでお泊まり出来たよ!

 

【参観日を終えて】

先日の家族参観日は、暑い中大勢の皆様にご参加いただき、ありがとうございました。 「先生の話をきちんと聞いているかな?」と心配されていた方々も実際の姿を見て安心していただけたのではないでしょうか。 「家では見たことがない姿をみて、びっくりした」「昨年の参観日と違って年下の子のお世話をしていてうれしかった」などの感想をいただきました。 今後の園の教育に生かしていきたいと思います。

Copyright(c) 2014 学校法人みくに学園 みくに幼稚園 All Rights Reserved.
Page Top